『町の本屋はいかにしてつぶれてきたか』まえがき|飯田一史
いまの10代には、かつて駅前の一等地に書店が必ず存在していたことも、駅の売店に雑誌だけでなく、文庫や、文庫よりも一回り大きい新書サイズの小説(ノベルス) やコミックスが並べられていたことも、多くの中高生がマンガ雑誌やファッション誌を書店やコンビニで買って読んでいたことも、想像が付かないだろう。 かつ...
みんなの反応
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"1980年代後半から、すでに町の本屋は年間千店単位でつぶれはじめている。1990年代後半以降に「紙の本の売上が減ってきた」のはまちがいないが、町の本屋の退場は、それだけでは説明がつかない"
町本屋の全盛期 → 郊外型書店の隆盛 → コンビニでの雑誌扱い → (職・中古物件など)情報誌の電子化 → コンテンツの非書籍電子化 / GMSやCSの増加による『町』の消滅なども?
本屋に限らない地元の商店街と同じで、大店法改正で郊外にデカい書店ができて「町の本屋」がつぶれたんじゃないの
ブックオフの影響もあるだろうな。
“「町の本屋」と書くときには中小規模の、多くは大規模チェーン展開をしていない、地元資本の書店を指す” ナショナルチェーンでも台所事情は同じなので、それを除外する意味があるとは思えないけど
"平均的な中小書店は1960年代後半の調査ですでに赤字だった"
マイカー需要によって消費が郊外化したの要因の一つだろうね。商店街に車停められないから。
だいぶ前から危うかったんかい
1960年代から町の本屋は潰れると言われていて兼業化も進んできたという事実がデータに裏付けられていて面白かった。Kindle版も予約しました
本が希少な娯楽でなくなっていった。
郊外に住んでたけど、90年代で既にほとんど町の本屋に行かなかったな。ビニ本と時代物や推理小説と雑誌がメインで、完全に一部の人向けのラインナップだった。
大昔から街の書店は潰れてきたのでここ10年の話じゃなかった。 近くの書店も半分以上雑貨店になってて本売り場が邪魔そうになってるわ
ゆるキャン△に出てくるしまりんのバイト先みたいな本屋、もう20年くらい見たこと無い説
もう自営業全体が焼け野原だよね。言うならばこの国から「個人」が消えたのだ
面白い、後でゆっくり読む
"なんでも「ネットやスマホのせい」で済ますのはバカのひとつおぼえだ。"挑発的だね。
犯人探しをしても、その犯人が間違ってたら問題は解決しないって話ですね。どんな形がいいのやらですね
駅前書店の苦境はスマホだと思う。かつての通勤電車は文庫本や雑誌を読んでる人がたくさんいて,それは安定顧客だっただろう。でも,今はほとんど見なくなった。車内で見かける紙の本は受験生の単語集くらいだ。
“ネットやスマホの登場以前から日本では町の本屋はつぶれ始めており、登場以後も米濠仏伊独西などの国では紙の本の市場はくずれていない。なんでも「ネットやスマホのせい」で済ますのはバカのひとつおぼえだ”
チェーンストアが町の本屋を駆逐し肥大化した後、電子化によりチェーンストアも自壊しつつある。この後は独立系書店(青森の八戸BC、東京のカストリ書房、京都の恵文社一乗寺店みたいなやつ)の復活くる?
俺は高齢者の比率上昇も有るんじゃと言う気も。70代80代の読書量は10代20代と比較して低いと思う。
家族経営的小規模書店だと、知る限りの閉店理由は「経営者の高齢化&店舗の老朽化」が多かったが、まあ古本屋はともかく新刊本屋は次世代に繋ぐの相当難しいからな。
このまえがきだと出版社や取次に頭押さえつけられてることが本屋の苦境の主因っぽく読めるが、今年の大河ドラマの風間君とか片岡愛之助みたいな閉鎖的で意地悪な人たちが今でもおるんかな
何度も言うけど本は生活必需品ではない。景気が悪くなれば真っ先に購入対象から外れる。フリーで収入が安定してない俺が言うのだから間違いない(主語デカ)。日本はここ30年不景気なんだよ
俺が高校生のとき本屋に毎日寄っていたのは漫画の立ち読みのためだった。
東南アジアではまだ個人商店がズラーっとどこまでも続く活き活きとした街が残ってたな。今の日本は、どこも同じコンビニとチェーン店とマンションとオフィスビルばかりで本当につまらない
1995年のインターネット元年を起点に売上げが下がっている時点で関係がないとは言えないのでは。まずFM雑誌などオーディオ絡みが打撃を受けてその後一般の書籍も電子化の波を受けたと考えるのが自然だと思う
むにゃ…難しいお話しにゃ。ボクにはよくわかんないにゃ!でも、本屋さんなくなっちゃうのは寂しいにゃ。もっと美味しいおやつくれる人が減っちゃうにゃ…
コンテンツの一つとしての本屋が負けたとも言える
紙媒体としての書籍の電子書籍化は、世界の著作物を支配層が集中管理するのだから、現代の焚書である。支配層に不都合な情報を隠し、抹消し、愚民化政策の一手として書籍を選別廃棄する為に、そうする事が必要だ。
日本の出版は1996年が最盛期か。確かにこの時期だとゲームのせいにもネットのせいにもスマホのせいにもできん。無書店自治体も当時から多かったと。出版社と契約条件でこのままでは潰れると71年には訴えがあったとな。
私が2000年頃にバイトしてた町の本屋を数年前に検索したらTwitterやっててびっくりした。私が働いてた時点で店長夫婦はご高齢だったので世代交代できたのかな。
自営業でも増え続けているヘアサロンはいつになったら減るんだろうね。コンビニの4倍以上存在するらしいし
〈出版業界をめぐるクリシェ(決まり文句) には、誤りや疑問符が付くものが多い〉〈ネットやスマホの登場以前から日本では町の本屋はつぶれ始めており、登場以後も[諸外国]では紙の本の市場はくずれていない〉
自営業が死んでいるわけではない。ネットを活かせないやつが死ぬ。飲食は例外が多いか。例えば八百屋は売れてるところは凄いぞ。/ 書店って「面白くない」のが悪いんじゃねーかな。行きたい店が出来てほしい。
賢ぶって薄っぺらの知識でそれっぽいことを言うカスブクマカと星を付けるクソブクマカども
ネットやスマホ登場以前から書店はつぶれ始めており、何でもネットやスマホのせいにするのはバカのひとつ覚え⇦ネットやスマホが閉店を“大幅加速”させたのは確かだと思うよ。新刊書店は他店との差別化も難しいし。
欧米は増えてるっていっても日本の書店数が人口に対して多すぎだったんじゃないの? それがAmazonやインターネットの影響で淘汰されたと思う。今の時代本の所有自体意味ないもん
「町の本屋」、子供の頃から欲しい本は置いてない場所と認識してたのでほとんど買い物した記憶がない
面白そう。地方では一般向けに本を売ってない書店を結構見かけるので、教科書が占める割合が徐々に高まってるのは、そういう店が残りやすいってことか。(短期バイトで教科書納入手伝ったことあるけど割と良かった)
いわゆる町の本屋で買ってたものってほぼ雑誌と文房具くらいだったな。
ブルシット・ジョブのようなものが嫌がられるほど、個人書店が廃れていくのは自然に思う。根本的に非効率なシステムの上で存在していた
自分を含めて本屋を存続してほしいという真意は一覧性があって品揃えの豊富なデカい本屋であって、町の本屋はあまり視界に入ってこないよね。
小売が死んだんだよな。作る側の個人は増えた。なんなら作家も
ふと気になって十代を過ごした街の本屋を調べたら、見事に全部潰れていた衝撃
あーそういえば田舎の本屋はめちゃくちゃ本の配達やってましたね(いっても近くには限りましたが)だから商店街(主な顧客)の衰退とともにショボーン
若いころ、最初に就いた職は一生ものだよと言われた。辞めて20年近く経つのにまだこの業界が気になるのは、やはりそういうことなのだろう。
あ、そうそう。そうなんだよね。出版業界をめぐるこの極度に終末論的なナラティブって完全に日本固有の現象。全世界的では全くない。欧州は変わってないし米国ですらBookTokで読書の文化的流行(!)が来て明るい
みんな勘違いしてるけど、永続前提の株式会社と違い中小商業者は「一代限り」が当然で、成功した商業者の子供は大学出て就職するので跡を継がないのが「普通」で、他業態に比べ本屋だけ保護に値する特権的理由もない
興味深い。読もう。
再販制度で定価販売だし、委託販売なので在庫のリスクを抱える心配がないので、ある意味、殿様商売だったよねえ。
コミックスに関しては紙+電子で前年比+を続けており、モノの経緯はともかく今後は電子しか残らないのはもう間違い無い。「毎週本屋に行く」類の人間でしたが電子100%になってから年1もいきません。購入数は2~3倍に。
個人商店は差別をするんだよ。貧乏子とええとこのぼっちゃん差をつけたり知識をナメられたり。なので子供の頃から大嫌いだったしすべての店が全国チェーンになればいいと本当に願っていた。
魚屋や八百屋はその前からつぶれていたと思うが
面白そうなので買おうと思ったらまだ売られてなかった… / Kindle版の予約ページありました https://amazon.jp/dp/B0F2M6M9C4
仙台の金港堂がなくなってしまったのはさみしい。ブックセンターには立ち読みでお世話になた。駅前のアイエ書店も、入ることはほとんどなかった高山書店も、なにもかもなくなってしまった。
ネットで仕事出来るならまぁ生きる道もあるんだろうけど…実店舗に客が来店しないといけない商売は大手規模商売には逆立ちしても勝てんからな。
80年代はまだ外来の新規参入があった程度には新刊書店は魅力があったような記憶(自分がソードワールドRPGのルールブック買ったのは日産プリンス(死語)の販売店が転換した書店だった(四国大学の近くにあった(過去形
「(「つぶれる」ではなく)「なくなる」のような比較的穏当な言い方に変えられないかと何度も平凡社の編集、営業の方々から提案された。しかし私は(...)いつのまにか「なくなった」かのような言い方はしたくない。」
“「むかしは何もしなくても本が売れ、本屋が儲かった」と言われるが、実際には平均的な中小書店は1960年代後半の調査ですでに赤字だった。”
自営業はネットの特性を活かせるかどうかだと思う。
“駅前の一等地に書店” はまだ全然あるよね。「駅前」が重要な都市圏では。こいつがなんも外出ないで話してんのがよくわかる。そして「新書」しか読まない知的怠慢。
近所の本屋さん、毎週ジャンプをフライングで持ってきてくれた。去年足を怪我して引退した。
欧米では個人書店が流行っているというコメントがあるけど、まだ1万店舗を維持している日本に対し、イギリスやフランスで2000店程度とかドイツで4000店未満とかいう数値だからね。いや、人口比考えると健闘してるけど
“ではなぜ1980年代なかばまでは生きのこれた(大幅な減少傾向が確認されたなかった)のか? かつては町の本屋や書店団体が出版社や取次、あるいは小売業のライバルに対し取り得た交渉や妨害の手段があったからだ。”
文教堂は潰れたしTSUTAYAも実店舗がない。ジュンク堂も実は破綻していた。書店そのものが破綻している。
値付けが自分でできない
確かに90年以降は自営業が減少したよなあ。おもちゃ屋、ゲームショップや駄菓子屋は消え、個人書店の品揃えも雑誌の棚とかスカスカでさっぱりしてるよな。賃貸の個人書店は滅びて自己所有物件の書店ばかり
教科書販売ができるところはまだ残っているかな。私のところは文房具兼本屋的なところもまだしぶとく生き残っている。
文具店も八百屋も金物屋もパチンコ屋も、作る方も含めたら豆腐屋や靴屋なんかも、(おおよそ)20年で(ざっくり)半減してますよ定期。
音楽CD屋が消えた
いつも「各都市(都雇圏人口50万人以上)の地価最高点には個人経営ショップ群がある」と書いてるけど、少なくとも地価最高点では個人店群があるよね。ただ、都市内の2番手の商業地では確かに自信が無いかも。
現代の加速した資本主義ではどうしても個人の資本力では太刀打ちできない業界が生まれてしまうのはしょうがないよね
「おじいさんのランプ」を思う。調べたら初版1942なのか… / あとで読む
“「垂直的な取引関係」によって構成される書店業界の課題の根幹は、長年ほとんど変わっていない。 しかし「兼業商品・外商」「小売間競争」「法規制」といった周辺の動きは、時代によってどんどんうつりかわってい
最近は、店主のこだわりが見える良い感じの個人書店は増えてきたような。都市部だけだろうけど。文化のハブ的な役割を担ってくれてる面もあるので頑張って欲しい。
お前らがAmazonでなくe-honを使ってれば、宅配で本を買っても町の本屋の売上にできたのにな。
本屋に限らず駄菓子屋、おもちゃ屋、ゲームショップ、レンタルビデオ店とか個人でやってたお店子供の頃身近にあったけどほぼほぼ無くなっちゃったよね。そう考えると理髪店とかクリーニング屋とか安定してて強いな
本屋はチェーン店も別事業とセットで営業しないと維持できないもんな。
書店は小売業としては最低なんだよね。単価が安くて利益が薄い、回転率が低いくせに頻繁に入れ替えないとならない。電子化でそこにトドメを。買取系の特殊な書店形態も増えてるけど、趣味の範疇だし。
本屋が好きでさ〜何時間も色んな棚の本物色してふと見つけた雑誌、新書、文庫、漫画、それらの新刊と既刊を沢山買ってたな。それが自分の基礎になってるのは間違いない。書店が無ければ出会ってない本が山ほどある
ほんとに申し訳ないんだが特別に手元にほしいと思った本以外は全部購図書館で借りてしまってるわ。
わざわざ書店で紙の本を買う勢こそ、町の中小個人店より大型書店を求めているような。欧米との比較だと、今の日本で欧米と同程度よ。 https://note.com/publishnote/n/n2d06d4d87bab
もう図書館の一角を貸し出すくらいしか生き残らないんじゃない。
新潟の萬松堂は残っているが北光社は潰れてしまった。駅の文信堂はくまざわ書店になってしまった。
町唯一の書店はネット通販普及前に閉店、隣の市では教科書売ってる書店が2箇所、もう一つおもちゃ売ってるチェーン店が残ってる。
学生さんが教科書を買うのが大変なんよねえ。おれのときは歩いて2分に書店あったけど、いま、電車乗り継ぎ1時間。重いセット買って帰らないといけない。土日じゃないから親も居ないところもあるし。
どこへいっても同じような品揃え、利益率が極端に低い。そりゃ本屋に限らずどの業態でもつぶれるよ。小売店はみんな独自色を出そうといろいろ試行錯誤しているのに、本屋はそれが難しいんだもの。
電子で買うとクーポンで半額、電子マネーのポイントキャンペーンも併用可能なタイミングが有ったりで定価の実質1/3位で買えたりするからね。そりゃ太刀打ちできないって彡(゚)(゚)
買って読んでみるかな。
いま住んでる地方都市には、商店街に「町の本屋さん」がある。でも18時には閉店してしまう。子供や老人はともかく、勤め人は行きづらいよね。/学参や時代小説、地域や生活関係の棚は充実してて、客層だなぁと思った
ほう。“ネットやスマホの登場以前から日本では町の本屋はつぶれ始めており、登場以後も米濠仏伊独西などの国では紙の本の市場はくずれていない。なんでも「ネットやスマホのせい」で済ますのはバカのひとつおぼえ”
ドラッグストアの中に本屋を併設してほしい
屋台とか個人販売とかも法規制が厳しくなって、東京では完全に絶滅した感じ。昔はそういった屋台とかが失業者の受け皿になっていて、そこで成功したら店を構えるのが普通だったけど、今はそういった事ができない…
町の本屋は外商部門で教科書を学校に卸したりしてたけど、少子化でそっちの売り上げも下がったのだろう。
ローリスク・ローリターンな再販制度が結果として足を引っ張ったと見てる
日本の消費者は綺麗なものを好むので、人手不足などでチェーン店の質が担保できなくなる時が来たら、また個人商店に回帰していくかもしれない
内容と別の話だけど、筆者が気合入れてプレゼンする『前書き』って読むの大好き…で、今、特に新書は「試し読み」が充実。特に https://bookwalker.jp/ 読める部分多い気がしてお勧め。自分のnoteに載せる試みも素晴らしい
ネットやスマホの登場以前からつぶれてきたと。TVとアニメの映像に負けたのではないの。映像があるのにわざわざ文字で読む必要はない。古くてダサいメディアになった。でも文章でしか把握できない世界は膨大だけどね
「屋」だけなくなって「人」と本と本のような媒体だけの状態に近づいていく。家屋がなくなったとて。コップの水がなくなったとて、である。フォーカスすべきは「人」。システムで見えなくなっている「人」。
エロ本が売れなくなったからなぁ
個人が消えて、その全体をAmazonのような外資にまるごとかっさわれた状態だしなぁ
飯田一史。気合いが入っている。血で書かれている。
やっぱコンビニが一番の原因な気がするけどね。そして当のコンビニも昨今は雑誌コーナーが縮小or撤去される有様。本の文化が着実に失われていってるのを感じる
「都市部の大型書店も減少したことで、長年、地方の書店事情など気に留めなかった人たちもやっと「リアルで本を買える場所が減ってきている」と危機感を抱きはじめたからにすぎない」
取次が決めた本を書店に送りつける配本システムによって似たような品揃え > 再販制度や取次体制をどこかのタイミングで卒業すべきだったと思うのだけど消費者ニーズに応えず全然改革できなかったツケは大きい。
"「本好き」「本屋好き」的な視点から" この両者を分けてるのは好感持てる。両者は似て非なる者。
雑誌に比べれば本は減ってない。本だけ見ればそんなに減ってないけど、漫画の割合が知りたい。
戦前は貸本が読書の主流で、新刊書店は戦後に貸本屋を駆逐して急増した、そして現在新刊書店は電子貸本屋に駆逐されつつある
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