29歳の週報 第18号 戻れない、京都。|蒼村 蒼子(あおむら あおこ)
「蒼子ちゃん、そんな悲しい顔せえへんでよ。 おばあちゃんまで悲しくなるわ。めでたいことやないのん」 「いやだいやだ、全然めでたくなんかないっ!」 と、いう会話を京都駅の真ん前のホテルでしたのはもう10年前の話。 当時私は19歳で、浪人の果てに行きたかった東京の大学全部に落ちてこの世の全てを呪っていた。 九...
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