相手の考えを深く掘り下げる模範的な対話 /[書評]『平等について、いま話したいこと』|澤畑 塁
トマ・ピケティとマイケル・サンデル。ふたりの名前が並び立っているのを目にしただけで興奮を抑えられない読者も少なくないだろう。だが、本書の魅力はただふたりが並び立っていることにあるのではない。対話という形式をとおして双方が相手の考えをさらに深く掘り下げていくこと、そこにこそ本書の大きな魅力がある。 ...
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